この中で水木しげるの作品でないものは？ - 四択問題

　水木しげるさん、残念ながらつい先日お亡くなりになられてしまいましたが、まずご冥福をお祈りします。

　水木しげるさんの作品と言えば、初体験は多くの方がそうだと思いますが「ゲゲゲの鬼太郎」でした。目玉おやじに、ねずみ男や砂かけばばあ、ぬらりひょんやらぬりかべと言った妖怪たちの名前や水木先生独特の特異な世界観は小さい頃にゲゲゲの鬼太郎を見て学んだと思います。

　ところが大きくなって手にした水木しげるさんの作品には、水木先生の幼い頃のんのんばばあと一緒にいた頃の話だったり、戦争の話だったり、世界観は何となく「ゲゲゲの鬼太郎」と共通している気もするのですが、子供向けの作品とはまた異なる衝撃がありました。

　また、古代出雲の話など日本の歴史にからめた作品も面白かったですね。特にリアルの先生がマンガ中に登場して鼻をほじりながら物を考えているような描写があったり、そういうちょっとしたところに肩肘を張らないテンポで物語りが展開していく様はいくら読んでも読み足りないような親しみやすさがあり楽しませていただきました。

　あらためて水木しげるさんありがとうございました、とお礼を言いたいと思います。